ポンコツ夫のポンコツな嫁

人間としてポンコツな嫁(とその夫)がなんとか生きていくさまを綴ったブログ

自分を尊重してくれる人と付き合えば生きるのがラクになる

米倉恵です。

わたしは軽度発達障害を自認しています。

言葉でのコミュニケーションは苦手なので、いつもメールやLINEなどメッセージをよく使いますが

そのほうが、自分の思っていることを素直にかつわかりやすく伝えられると思っているからです。

 

昔、身内でいざこざを起こしていたときのことです。

母はわたしとは真逆で、話をしたいタイプ。

ネットはもちろん、文章をしたためるところも見たことがありません。

母があまりにも会話(というより、口喧嘩でしょうか)で接してくるために

わたしはつい「わたしは話すことは苦手だから、文章で返事をする」と反論したところ、

母は「なぜ話すことが苦手なのかわからない。変わっている。」と返してきました。

 

何でもそうだと思いますが

「自分を尊重してくれる人と付き合え」

これに尽きます。

 

他者(=自分以外のすべての個体のこと)なんて理解できないのは当然。

問題は「(理解を超えるような)わからない部分を持つあなたを尊重してくれるかどうか」です。

表現手段を理解してくれるかどうかはその一つにすぎません。

 

わたしの例の場合、しゃべりが苦手だからメールやLINEでお願いしますと言えば、 快く応じてくれる人と付き合えということです。

しかし仕事上ではなかなか言いづらいこともありますよね。

わたしはメールのほうが間違いがなく便利な場合でも決まって電話で連絡してくる人には

 

「徹底的にメールやメッセージで応戦する」

ことにしています。

 

電話で連絡があっても、急ぎ案件でなければ「メールでご返答します」と言っておけばいいでしょう。

もちろん状況次第では(例えばクレーム処理など)電話のほうがいい場合もありますが、

メールで済むことだってたくさんあるはずです。

できる限り自分の土俵で。もっとも得意とするホームで戦うんです。

 

そうすればこちらの強みが活かせる。

不得意なトークでしどろもどろに話すより、メールのほうがより詳しく正確に伝えられる。

それがわたしの答えでした。

 

逆にメールばかりで内容の行き違いが起こっている場合は 迷わず電話や打ち合わせをします。

電話は未だに慣れないので、イヤだなと思う間もないくらい カラダをむりやり動かして即座に電話をかけます。

業務に支障が出てはアウトですのでガマンですね。

 

もしあなたが「それもムリ」というのであれば、まず下書きやカンニングペーパーを用意してはどうでしょうか。

それもダメなら、上司に相談する。

それでも解決しないなら、あまり人と話さなくても済む仕事に転職という手もあります。

(経験上、仕事の内容よりも職場に理解者が居ることが重要です。 これは、入社してから出ないとわからないので難しい問題です。)

 

アラフォーになった今でさえそうですが、「話すほうがいい人」にとっては面倒だと思われるかもしれません。

しかし、多少面倒でも「その方が正しく伝えられて、気が楽ならそれでいいよ」と言ってくれる人とのほうが、

これからも良好な関係でいられると思いませんか?

 

自分が出来ること、出来ないことをハッキリ表していく。

一つの手段にこだわらず、自分のやりやすい土俵を見つけることが大事です。

都合の良い人からは「あ、コイツ俺の都合よく動いてくれないな」と思われて やがて寄り付かなくなるでしょう。