会社員・サラリーマンはオワコンなのか
なんか「会社員/サラリーマン オワコン」で検索かけたら同じこと思ってた人がちらほらいるんで、自分も書いてみた
Twitterでもブログでも「オワコン?は?」って人が多くて安心した一方
インフルエンサーにさんざん振り回され(た気持ちになって)疲れ果てた自分がいた。
当のインフルエンサーはただ発信してるだけなのにね。
【サラリーマンのオワコン化】とはどういうことか?
— イケハヤ@ブログ年商1.5億円 (@IHayato) December 27, 2017
・個人の時代となり、会社に依存する必要がなくなった
・労働以外でお金を稼ぐ機会が無数に登場している
・会社組織で働くとフットワークが重くなり、変化に対応できない
・そもそもおじいさんたちがトップに立ってる時点で超終わってる
- 正直、会社員やサラリーマンがオワコンか?と言われればオワコンかもしれない
- フリーランスに向いてる人、向いてない人がいる
- 国は「これから社会保障や会社に頼らず生きていけ」と言う
- 目の前にある“自分が出来ること”に注力するしかない
- まとめ
正直、会社員やサラリーマンがオワコンか?と言われればオワコンかもしれない
- 台風でも危険を冒して普通に出勤するとか
- 連絡はFAXとか
- もう何も会社に貢献できないどころか足を引っ張るくせに過去の威光で高い報酬だけ得る高齢の役員とそれに従うしかない部下とか
- 家でもできる仕事なのに会社来てやらなきゃいけないとか
- 印鑑の向きがどうのとかもあるらしい
たしかにオワコンかもしれない。
筆者の会社もかなり前衛的なので、特にそう思う。
スマホはじめ通信手段はこの10年だけでもずいぶん変わったのに、会社のしくみは全然かわらないのだ。
やっぱり会社員・サラリーマンはオワコンなのだろうか。
フリーランスに向いてる人、向いてない人がいる
歴史のことは詳しくないけど、
戦争に負けてGHQが手取り足取り主導してくれてたうちは驚異的なスピードで復興するも、
それはマッカーサーがいたから出来たのであり
日本が復興を遂げて一人であるかなきゃいけなくなってから少しずつおかしくなったのかもしれない。
韓国の親や目上には絶対従うという文化が、歴史的にも大きく影響しているのもあるのか
やっぱり日本人という民族全体が指導者に不向きなのだとは感じる。
ちょっと話がそれたけど、
なにがいいたいかと言うと
今の日本の会社の仕組みを考えると、会社に身を寄せて
理不尽に耐えてお給料もらわないと生きられない人が大半だということ
つまりオワコンだとわかっていても、商売のセンスがない、言い換えれば誰かの下で働くことで良さを発揮する人は大勢いて、
そういう人にとってはそれが幸せだというのもまた事実。
もしそれをオワコンだからといって、適性のない人が無理やり事業を始めたって、元々向いてないから上手にまわらないしモチベーションは保てない。
(個人的にはコンビニのフランチャイズ契約って「向いてないけど独立したい人」を狙ってると思う)
自分の適性を理解せず「なれないものになろうとする」ほうが辛いのだ。
国は「これから社会保障や会社に頼らず生きていけ」と言う
でも、今の日本、社会保障がどんどん薄くなり
確定拠出年金だとか副業だとかを推し進めて
本来の資本主義社会へむけてシフトしてる。
誰かに素直に従うことだけをシッカリ教育されてきた人たちにいきなり「今日から自由に商売やって生活してね。国は面倒見切れないから。それじゃあ頑張ってね。」
それならせめて子供にそれを教えてくれよと思うが、教育体制について今のところ大きなニュースは聞かない。
今までの「一億総中流社会」が資本主義の定義からみたら異常だったのかもしれないけど、サラリーマンとして働くほうが板についている人(つまり大半の人)にとっても、
これから生まれてくる子ども世代にとっても、あまりに残酷だと思う。
目の前にある“自分が出来ること”に注力するしかない
そんな中で、対岸でリーマンオワコンを叫ぶ人は典型的な「生存者バイアス」にかかっているともいえる。
生存者バイアスについての参考記事(外部リンク)
「勝てば官軍」ともいう。
おそらく、その成功の裏にはいくつもの失敗があるのだろうけど、それを乗り越えてようやく成功したから「あなたもやればできる」と言いたくなってしまう。
もし失敗続きで挑戦することをやめて、失敗しましたなんて報告しても誰も耳を貸さない。
「あなたもやればできる」というアドバイス、わたしにはすごく無責任な発言に聞こえるのだ。
その成功者と“あなた”がまったく同じ出自、同じ人格、同時代、同じ生き方ができるはずがないのに。
だからそういう言葉は右から左へ流す程度にして、
自分の身の丈に合った働き方を見つけ、今の能力値の101%を達成する努力を重ねるしかない。
インフルエンサーが声高に叫んだことや、ブロガーの収支報告自慢は、一握りの人を除き目標として大きすぎるのだ。
今思えばわたしはツイッターで、「とてもじゃないけど自分の適正には合わないこと」をしようとしてたのだ。
まとめ
確かに会社員とサラリーマンはオワコンかもしれない。
国はこの先守ってくれなくなるから個人でやっていくしかない。自分の頭で考えて行動することを教育されていない日本人のほとんどには暗黒の時代に入ると思う。
でも、この先おそらくはフリーランスや独立以外の道でしか能力を発揮できないという、ある種の諦めがわたしを吹っ切れさせてくれたおかげで「今ある目の前の仕事」を全力でこなしたり、自分の能力の101%を目標にやってみたりと、以前より少しは前進したように思う。
いかんせん、その肝心の仕事が少なくてヒマだという問題もあるけれど。。。