突然質問ですが、あなたは
SNSなどのネット情報で何を得たいと思ってますか。
大半の人は情報だろうとおもうのですが、新聞などと違い情報の鮮度では比較になりません
その分災害時にはとても役立つんですが普段はどうでしょう。
ぶっちゃけ、どうでもいいゴシップニュースや、いつ使うかわからないライフハック情報にそんなにスピードいります?
バリバリに働いてるビジネスマンや実業家なんかはスピード命だろうと思いますが、そうでないならそこまで焦るようなニュースってそれほど多いようには感じません。
不確かだけどスピード優先で取捨選択できるならいいんですが、多少アナログで遅くてもいいから確実な情報を選ぶのもありかと思います
「辞書が180冊も収録されてるんです!」というジャパネットの電子辞書、以前は別にネットで調べたらいいし…と思ってたけど、不確かな情報があちこちにあふれ「○○ってなに?調べてみました!」みたいなサイトが検索で引っかかるいま、電子辞書のほうが早くて確実なのかもな…と思い始めている。
— 井上マサキ 『たのしい路線図』発売中 (@inomsk) October 10, 2018
こんなTweetもあるように同じようなことを考えてる人はいるらしい。
ネットの情報はすぐに、しかもタダで調べられるが自分で情報の出どころの良し悪しを嗅ぎ分けなくてはならない。
とくにツイッターなどは自分の気になる人をフォローしているわけだから、必然的に入ってくる情報も偏ってくる。
仕事柄、新聞はそばにあるけどほとんど読まない。
家ではもちろん取っていない。
ところがあるとき、ふと新聞を読んで、気がついたことがあった。
新聞を読んでホッとしたのはなぜか
新聞はオワコンだと言われてけっこう経つけれど、それをあえて読んでみたらとても新鮮だった。そしてなぜかホッとした。
単純な話、新聞社の看板を背負っているので一定水準以上の責任を持たなければならないからだ。
もちろん新聞各社、論調は違うしどっち寄りだというのも否めない部分はある。
政治的な事情でおかしな論調になっていたりもする。
だが、ネット上にあふれかえるのは玉石混交の情報。
情報の純度を自分で高められないと、混乱するばかりか間違った情報を得たり、偏った見方をすることになってしまう。
それらの選り分けに疲れた部分が大きくて、ある程度信頼できる新聞の文章を読んだときにホッとしたのだと思う。
ネット情報を見ない日をつくる
パソコンの前で仕事をしていると、つい息抜きにツイッターやヤフーニュースを覗いてしまう。
休みの日は家でやることが意外とたくさんあって、パソコンの前にはほとんどおらず、おのずとネット情報を見ない日になっているのだけどこれが結構大事な日かもしれない。
情報は多すぎても良くないことは、証明されていて、人は選択肢が増えすぎても結局どれがいいかわからなくなるのだ。
ならばある程度確実な情報である新聞は、鮮度は確かに落ちるけどそこまで悪いとも思わないな、と感じている。
ネットと新聞を比較して、いいところだけ利用する
SNSをはじめとするネットニュースの利点はとにかく早いことだ。
情報の第一波はSNSで受信して、数時間後にネットニュース、掲示板。
翌日以降、ブログや各新聞社の論調を比較するのがいちばんいいと思う。
とはいえ、ネットニュースで済ませてしまいがちにはなってしまう。
たんに情報という意味ではそれで十分だからだ。
いろんな角度でものを見る練習、偏った見方をしないようにする癖をつけるには、新聞も定期購読するべきなんだろうなあとは思う。