ポンコツ夫のポンコツな嫁

人間としてポンコツな嫁(とその夫)がなんとか生きていくさまを綴ったブログ

世界一アホらしい日本の慣習「身内へのお茶汲み」の意味

ポンコツ夫のポンコツな嫁@neutral_my_mind です。

 

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あなたや、パートナーの勤めてる会社や、経営してる会社には身内へのお茶くみ習慣はありますか?

 

店主が勤める会社にはイマドキ社内の人間へのお茶くみの慣習が残ってるんです。

 

無意味としか思えないんですがそんなお茶くみにも意味があるのですね。

 

もし、転職した先でお茶を汲めなどと言われたときは

「ハァ?いまどきお茶汲み???バカじゃねえ???」

と一発カマしてやりましょう

ココは一つ、オトナのたしなみとして

お茶の淹れ方でも覚えるくらいでいきましょう。

 

 

 

 

お茶くみ問題に多い不満

女性だけ・新入りだけの「お茶くみ」に納得行かない

お茶くみの不満は具体的にはこんな感じです。

 

  • なぜか女性だけが全員のお茶を、多いと朝昼晩くまなければならない
  • 新入社員でも男性は入れなくていい
  • 一人ひとりの好みやカップを覚えておかないといけない

 

エッ?二年後に始まるのって最初の東京オリンピックだっけ?という錯覚に陥るような悩みを抱えてる人もいるようです。。。

 

これでは会社に何をしに来ているかわかったもんではない、そういう不満が出るのも当たり前です。

 

 

 

お茶くみの意味は「お茶を淹れる」作法にあり

本来の意味を失ったお茶くみの形骸化

「女が男をもてなす」的な古い意味合いが強いお茶汲みですが

意味があるとしたら、「お茶を淹れる」一連の作法を学ぶことにあるのでしょう。

 

いい加減に淹れるとまずい。

 

茶道とまではいかないにしても、「淹れ方」を学んで、しっかり向き合うと、すごく美味しいお茶ができる。

 

器を温めるところから手抜きせずにやるときちんと結果がでる。

 

心を落ち着かせ、一つ一つの所作を重んじながらお茶を淹れること、これをたしなみとして教えることができてはじめて教育としての意味をもつわけです。

 

きちんとお茶を淹れることができる人は限られるでしょうから、ほとんどのお茶汲みは形式だけといえます。

 

身内にお茶汲みをする理由を納得できるよう説明できる人はほとんどいないでしょうね…。

 

お茶汲みをするように言われたら

出来ればお茶汲みを撤廃するのがベストですが、恐らくこの時代までお茶汲み文化が残る会社は何を言っても変わらないでしょう。

 

どっちにしてもお茶汲みごときで、ましてやいい歳こいた中年が荒ぶるのもアホらしいので、この機会にオトナのたしなみとしてマトモなお茶汲みの仕方を習得するのもいいですね。

 

無駄な文化は、後続の若者に残したくない

店主の勤めている会社でお茶を汲んでいるのは後輩の若い女の子で、職場の70代のシニア2名に毎日お茶を入れてくれています。

 

立場的には私も入れてもらう方ですが、私は当然ながらそんな慣習はなくて当たり前だと思っているので入れてもらってません。

後輩が入ってきて自分がもしお茶を淹れてもらう立場になったら、自分のは淹れる必要はないと断ってしまいましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

すでにある習慣をやめたり無くしたりすることは簡単ではありませんよね。

 

せめて後からくる若い人たちには、意味を失った文化を続けるようなばかげたことで消耗してほしくありません。

 

お茶くみだけではありませんが、私たちの世代が礎になれればな、と思います。