ポンコツ夫のポンコツな嫁

人間としてポンコツな嫁(とその夫)がなんとか生きていくさまを綴ったブログ

ペットの高額な医療費に悩む人へ伝えたいこと。

こんにちは、よねぽんです。

 

以前、我が家の愛犬が急病になって半月経ちましたが、

おかげさまで今のところ再発はありません。

(その時の様子はこちらにまとめています)

 

しかし高額な医療費という現実問題と、ペットを救いたいという気持ちの間で揺れ動くことは

ペットを飼う人なら誰でも直面します。

 

そんなときの、心の整理方法というか、一定の結論を書きました。

 

ペットの医療費を躊躇し、死なせてしまったあなたは悪いのか?

今回改めて思い知らされたのは家族の一員であるペットに何かあったときは、

現実問題としてその費用のことが浮かび上がること。

MRIやCTなどどいった検査、手術、入院となると、それだけで何万もかかります。

しかしその費用が出せる人、出せない人に分かれるのが現実です

 

ペットが病気になり、良くなるかもしれないけど、ならない可能性も十分ある治療の費用を

惜しげもなく出せる人はペットのことを考えた良い人、出せない人はペットを買う資格がない人。

 

…とは限りません。

 

例えばいくら高額な治療費を負担できても、

愛犬をまるで自分のアクセサリーのように扱うような

エゴでがんじがらめにするような人では飼う資格はないでしょう。

 

高額な治療費が出せなくて、愛犬が旅立ってしまったとしても

普段から愛情を持って、人間も犬も笑顔になれるような環境を考えてあげる飼い主であれば

その子はその飼い主のもとで全うできて本望だったと思います。

 

ペットに旅立たれた人には大きな医療費とそれで得られるリターンを天秤にかけた結果

治療を見送り、余命を全うするのを見守ったことを悔しく、情けなく、後悔している人もいるかと思います。

 

死を受け入れられないのは人間だけ

でもそれは人間だから、受け入れがたい現実に直面したとき、必死に抗おうとするのです。

大切なペットを死なせたくないと。

 

ところが、当の本人であるペットはどうでしょう。

きっと「なんで、ご主人様悲しんでるの?」「ぼく、何か悪いことしたかなぁ」なんて思っています。

死期が近づき苦しんでいるときは、「痛いけどご主人様が近くにいる。だから安心」と思っています。

動物は自分が病気になって、苦しんでもその先にある「死」の概念がないから、

死ぬことが怖くはありません。

死期が迫っても、痛くても、苦しくても、ペットが願うことは相変わらず

「ご主人様の笑顔が見たい」「ご主人様が近くにいて嬉しい」なんです。

 

 

ペットを飼うとき。また、ペットが病気になったときには、

このようなことをぜひ一度考えてみてください。

その時が訪れたとき、あなたはあなたのために行動するのか、それともペットのために行動するのか。

あなたにとってそのペットの存在が何なのか理解できていれば、つまりその覚悟があれば、

あなたとペットとの生活はかけがえのない一生の宝ものになるでしょう。