ポンコツ夫のポンコツな嫁

人間としてポンコツな嫁(とその夫)がなんとか生きていくさまを綴ったブログ

「障がいは言い訳にすぎない」も、「自殺したら負け」も、ぜんぶ「他人の言うこと」

ポンコツ夫のポンコツな嫁@neutral_my_mind です。

 

自分もそういう傾向にあって、ようやく少しは改善してきたんですが。

 

  • 他人の言うことにいちいち振り回されてしまうと感じる人。
  • 不特定多数に発信されたことに対して、まるで自分のことを言われているように感じる人。

 

そんな人へ。

 

自分は頑張っている、よくやっているということをいちばん認めてないのは、あなたです。

 

だから、まずは「あなたは十分頑張っている」ということを言わせてください。

 

自分のことを肯定的にとらえることができていれば

そして、他人にいちいち言われることも。ましてやポスターなど、気にしなければ

 

そもそもそんなふうに、一事が万事すべて否定的にとらえることはないんです

 

 

 

 

 

障害は言い訳にすぎない?

物議になった「障害は言い訳にすぎない」ポスター

 

こんな意見もあって東京都はポスターを取り下げることになったようなんですが

 

これに関して心が健全な人は

選手が自分に言い聞かせた言葉だと理解するパターンが多いのではないかと考えています

 

 

障害のある人に聞いた。「できないものはできない。それを負けとは思わない。」

10年来の友人で、障害のある人にこのポスターについて聞いてみたところ私とほぼ同じ意見で、

 

「どう頑張ってもできないことはできない。それを負けとは思わない」とも言ってました。

 

 

 同じ障害者でも考え方次第で受け取り方が全然違います。

 

そして健常者であっても、同じことは起こりえます。

 

例えば「

 

勝ち負けは他人が決めるものではない

そもそもなぜ、負けだと思わなければいけないのか。

 

「障害がある」事実も含め、それはあなた自身だし、誰にも有無を言わせることはありません。

 

それを勝ち負けで簡単に他人にジャッジしてもらってもいいのですか?

 

他人に「あなたは○○だ」などとネガティブな批判をされて腹を立てたり、いらいらしたりすることは、他人に自分の人生を委ねることと同じです。

 

他人に自分の事を悪く言われて腹が立つなんてことは日常茶飯事です。

しかし、物事には限度があります

 

一事が万事すべてにネガティブな反応をしていては、生きるのに疲れ果ててしまって当然なんです。

 

 

スポーツのように審判に決めてもらうことではありません。

それがたとえ、フォロワー590万人の有名人だとしても。

 

 「死んだら負け」と叫んで自殺する子供が減るかどうかは別として、その人の価値観なり正義なりがあって言ってるだけなので、あなたが目くじらをたてる必要はありません。

 

そして今は他人に踊らされてばかりだけど、かならずあなただけの価値観や正義があるはずですし、それに関してもまた、他人がとやかく言う筋合いはないはずなのです。

 

 

ポスターを見た瞬間に、自分のことを言われている気がする。

 

有名人の「死んだら負け」というツイートを見た瞬間に、自分が負けだと思ってしまう。

 

アナウンサーが、10連休ですね〜と言った瞬間に、自分は休みじゃないんだけど?世の中働いてる人いっぱいいるけど?配慮が足らない!と思ってしまう。

 

ぜんぶ他人が勝手に言ってるだけのことに、自分が勝手にネガティブに反応してしまっているだけなのです。

 

心の中に自分というカウンセラーを雇おう

 

いずれも、あなたの人生には全く関係ない他人の言うこと。

自分の一番の理解者は自分です。

心の中に自分というカウンセラーを雇うんです。

 

 

自分に理解のない他人の言うことにムキになる。

 

その時点で、自分の運命を他者に託しているってこと。

自分の人生を生きていないということ。

自分が好きじゃないということ。

 

自分が自分の一番の理解者だということを忘れてませんか。

 

 

わたしも他人の言うことが気になってしまったとき、

心の中で自分同士、会話をします。

 

「あー、いまこんな事言われて、腹が立ってんな」

「なんでだろうね」

「気にすんな、あいつの言うことなんか。」

 

そうすると自分の考えていることが客観的に見えてきます。

 

第三者的な立場で見えてくるので、どうするべきかもわかってきます。

 

 

 

 

だれもが「ありのまま」を認めてもらえる世の中になったらいいな

 

 

やはり、件の「障害は言い訳にすぎない」という選手自身が自分を鼓舞するメッセージを、自分が否定されたと捉えてしまうのは、

これまでの人生、特に子供時代に、たとえ障害があってもそれがありのままの自分だと認めてもらった経験が乏しいと推測できます

 

www.yonepon.net

 

 障害者と同じように健常者の容姿や体格など、生まれ持ったものに関して、親や周りの大人たちに否定し続けられることは努力でどうにかなるもんではありません。自分を愛せない、自信を持てなくなって当然なのです。

 

だから、これからはあなた自身が自分のことを好きになって、自信を持てるように少しずつ少しずつ回復させていくのです。