ポンコツ夫のポンコツな嫁

人間としてポンコツな嫁(とその夫)がなんとか生きていくさまを綴ったブログ

会社都合による退職(解雇)を2回経験した話

こんにちは、解雇通告よねぽん(@yonekurakei)です。

 

みなさんは会社都合による退職をされたことがありますか?

 

いまどき珍しくはないですよね^^;

退職っていうと2種類あります。

自己都合での退職は、読んで字のごとく自分の都合での退職です。

もうひとつが会社の都合での退職、いわゆる解雇。

今回は、初めての転職で解雇(1回目)された話をしたいと思います。

 

はじめてのデザイン会社ではじめての会社都合解雇

3ヶ月で退職した後、学生時代に世話になったバイト先で再び世話になったり、

パチンコ屋の裏方やってみたりしていましたが、

ようやく今の広告デザインの仕事を選ぶことになりました。

 

とはいえチラシなどデザインする仕事なんて、本来そういう大学や専門学校を出るのが王道。

私のように25歳まで学生時代もその分野の研究経験もなく、社会でもまるっきり関係ない仕事をしてきて

この業界に入ってきたのも少ないかもしれません。

 

中途の、それも未経験に門戸を開くほど甘い業界でもないので、

ハローワークの職業訓練を3ヶ月ほど受け、それからやっと、とあるデザイン会社に就職しました。

 

事務や雑務担当の方を含めても7人程度の小さな会社でしたが、

仕事内容はかなりまっとうなデザイン会社といった感じ。

 

大手化粧品メーカーのグループ会社がメインクライアントでしたが、

そこへ向けて販促用のグッズカタログを作っていました。

 

そこではデザインをイチから学ばせてもらう環境が整っていたと思います。

よくある広告代理店とか、フリーペーパーの会社だとかで抱えてるデザインの仕事は

デザインと言いつつ、ほとんどパソコンに向かっているだけのような気がしますが

その会社では、デザインが形になるまでの基本を学ぶことが出来ました。

 

  1. クライアントと打合せをする
  2. 鉛筆でラフスケッチをおこす(この段階で、デザイナーの頭の中ではどういうデザインにするかかなり決まっている)
  3. ラフスケッチでクライアントから大体のOKがでたら、必要に応じてカメラマンを手配する
  4. カメラマンに商品写真を撮影してもらう。デザインの一部となる被写体(ここでは商品)をイメージ通りに撮れるよう、カメラマンに指示を出す。
  5. 上がってきた写真をデザインに入れ込み、仕上げる。
  6. クライアントとの校正を経て完成。

 

ざっくり、こんな流れです。

わたしもいずれ、尊敬する先輩たちのように

お客さんの要望に応えつつ、自分の感性を落とし込んでいくような仕事がしたいと思って毎日頑張ってました。

 

会社解雇の日は突然やってきた

そうして奮闘する毎日を過ごし、1年半が過ぎたころ。

その日は突然やってきました。

よく覚えてませんが、嘘か本当かはわかりませんが唯一、一応「経理」を名乗っていた若い女性がある日突然「会社のお金が底をつきました」と言ったらしいのですw

それまで資金としての蓄えがいくらあるか、その蓄えが増えているのか減っているのか、減っているならどのくらいのペースで減っているかなど、わかりそうなものですが、どうやら本当に運転資金がなくなってから社長に連絡したのだそうです。今思えば彼女も発達障害の傾向があったと思います。

こういう時経営者は会社の存続を取らねばなりませんので、デザイン部もろとも廃部という判断がなされ、もう一つの細々と行っていた部署のみを残すということになりました。

私はもちろん、先輩や後輩、上司までもが全員「会社都合の解雇」となりました。

 

(幸い「会社都合での解雇」は、失業保険の給付まで3ヶ月のペナルティが課せられる

「自己都合退職」とは異なり、失業保険がすぐに給付されます)

 

以上、会社都合の解雇(1回め)の話でした。