本能寺の変で織田信長を自害に追いやった有名すぎる武将、明智光秀。
彼が祀られるとされる墓の一つ(通称:桔梗塚)が、岐阜県山県市にあります。
2020年の大河ドラマ「麒麟がゆく」で長谷川博己さんが演じる予定の主人公の明智光秀は「本能寺の変」で信長を討ったあと、わずか13日後に殺害or自害したというのが通説ですが、
じつは岐阜県山県市中洞に本能寺の変のあと関ヶ原の戦い直前までひっそり生きていたとされる言い伝えがあります。
少しだけ分かりづらい場所なのですが、ちょっと寄るにはちょうどいい穴場スポットです。
岐阜県における明智光秀の墓の場所
国道256号の西側ではなく、いったん東側に折れてから国道をくぐったところにありますので気をつけて下さい。
名古屋からだと1時間半弱、岐阜市街からなら45分ほどで着きます。
公共交通機関だとクッソ遠いので非推奨
岐阜市街方面からは、左手の看板を目印に脇道を東に入ります
看板なんかいつ変わるかわからんので、参考程度にしてください。
郡上方面からは道路案内看板が目印
突き当りの案内どおり、左へ折れます
個人的には鴨バーベキューが気になる
民家の前をとおり、国道をくぐります。ミニバンくらいならギリギリ入れるかと思います
狭っま
とうちゃく
墓と建物の様子
写真でわかるとおり、正面の鬱蒼とした木々に囲まれた「中洞白山神社」がお出迎え。
駐車場はありませんが、車が旋回できるくらいのスペースがかろうじてあります。
普段は混むような場所ではありません。
正直なところあまり管理されてないような印象ですがまたこういう廃墟っぽい感じもマニアックで好きです。
鳥居のコケが年季を感じさせます
すぐ脇にこのような看板と、産湯の井戸というのがあります。
看板によると山崎の合戦で羽柴秀吉に討たれ死んだのは光秀の影武者「荒木山城守行信」であり、荒木の「荒」と、恩義を「深」く感じたことから、自らを「荒深小五郎」と名乗って隠遁していたそうです。
さらに細い脇道へ入っていったところにお墓があるので、進んでいきます。
渡してある板も腐りかけていて踏み抜きそうなので注意。
ちょっとした森。
伐採したと思われる木々がそのまま残されていました。
いちおう管理している人がいるみたい。
さきほどの看板にも説明があったように「荒深」姓が多いみたいです。
坂になっていて、少し登るとすぐにお墓がありますが、とくに階段があるわけではないため滑りやすいです。
上から見下ろすとこのくらい勾配がありますので気をつけて下さい。
毎年4月の第2日曜日と、12月の第1日曜日に供養祭があるようです
お墓の様子
お墓に到着しました。
いかがだったでしょうか?
ウィキペディアなどにもこのような記述はないのですが、こうして祀られているので真相は。。。
名古屋方面から郡上方面へ行くときに少し寄り道するのにちょうどいいスポットですよ。